キーエンスエンジニアリングが取り扱っている
画像処理機器について

画像処理機器

カメラで撮像し、画像処理により
人間の目のように判別する画像処理機器

従来の各種センサは、部品・商品の有無や個数の検査が中心で、品種判別や外観検査などは“人間の目”に頼らざるを得ませんでした。しかし近年では、カメラの精度や画像処理の技術が向上したことで、“人間の目”に頼っていた異品種判別や外観検査、有無検出、寸法測定、位置決めなどを自動化できるようになっています。

こちらでは、キーエンスの画像処理機器についてご紹介します。私たちキーエンスエンジニアリングは同社のハードウェア部門として、商品の「修理・解析」「製造装置設計・メンテナンス」「製造」を担当しています。

画像処理機器による検査の未来とは

従来の画像処理機器は、「カメラの解像度・画素数が低い」「照明選定が難しい」「通信・処理速度が遅い」「画像処理に高度な技術を要する」といった問題もあり、正確な検査が困難でした。しかし現在は、カメラや画像処理システムの性能が飛躍的に向上し、人間の目よりも正確に検出することが可能になっています。

例えば、キーエンスの画像処理システムは、高速処理により検査時間の大幅短縮を実現します。また、超高解像度のカメラをはじめ、用途にあわせて種類豊富なエリアカメラを選択でき、検査内容に合わせて最適なシステムを構築可能です。

このように画像処理機器の進化により、従来であれば人間の目に頼らざるを得なかった検査も自動化できるようになりました。そのほかにも部品・商品に刻印された文字列をOCRで読み取ったり、ロボットと組み合わせて位置決めをしたり、さまざまな場面に活用できます。

単調な作業を自動化することで人的リソースを有効活用でき、品質向上や高速化、コストダウンにつながります。そこで現在では自動車や半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、食品、薬品、金属など、業界を問わず画像処理機器の導入が進んでいます。

キーエンス商品(画像処理機器)

画像センサ/画像処理装置
画像センサ/画像処理装置

従来の画像センサは画素数が少なく、詳細な検査が困難であったり、広範囲の検出には複数のカメラが必要であったりと問題がありました。それらの問題を解決し、生産現場の課題を解決するために誕生したのが、画像処理システムです。クラス最高画素カメラのほか、クラス唯一のラインスキャンカメラ、3次元カメラなどを組み合わせることで、さまざまな検査に対応。従来の画像センサ/画像処理システムは設定や操作に専門的な知識が必要でしたが、キーエンスの画像処理システムは誰でも扱える簡単操作も魅力です。