キーエンスエンジニアリングが取り扱っている
センサ・測定器について

センサ・測定器

より少人数で、より高品質に、
より速い生産を実現するセンサ・測定器

現在の製造業では、人件費の高騰やグローバル競争の激化などの影響もあり、より高いレベルで生産性の向上に取り組む必要があります。そのアプローチの一つがFA(ファクトリー・オートメーション)です。人間に頼っていた生産工程を自動化すれば、「人件費の削減」「不良品の撲滅」「製造時間の短縮」が実現でき、より少人数で、より高品質に、より速い生産を確立することができます。

そのような背景もあり、キーエンスが得意とするFA(ファクトリー・オートメーション)の需要は年々高まっています。その中でも重要度を増しているのが、人間の目に代わって部品・商品を認識し、判別する各種センサ・測定器です。こちらでは、キーエンスのセンサ・測定器についてご紹介します。私たちキーエンスエンジニアリングは同社のハードウェア部門として、商品の「修理・解析」「製造装置設計・メンテナンス」「製造」を担当しています。

なぜ、FAでセンサが最も重要なのか

安い人件費を武器に“世界の工場”として急成長を遂げた中国ですが、近年では人件費が高騰し、最低賃金が10年で3倍にも上昇しました。中国に限らず、世界的に人件費が高騰しており、海外生産のメリットが薄れつつあります。さらに日本の製造業では、少子高齢化によって“ものづくり”の担い手が減っています。一方で商品に求められる品質は高まるばかり。さらに不良品流出の防止や製造時間の短縮など、生産現場を取り巻く状況はどんどん厳しくなっています。

そこで品質とコストを両立するために、生産の自動化(=ファクトリー・オートメーション)が急務になっています。その中でも最も重要な商品がセンサです。生産ラインを自動化するには、まず対象物を検出する必要があります。その人間の目の代わりになる存在がセンサというわけです。センサなくして生産の自動化はありえません。

センサには、部品・商品の有無や数などを検出するファイバセンサやレーザセンサをはじめ、磁気を利用して金属の有無を判別する近接センサ、液体の流量を測定する流体センサ、そのほか接触式変位センサや面光電センサ、圧力センサなど、さまざまなタイプがあります。これら各種センサから測定対象や使用目的、設置環境、要求精度によって最適なものを選択する必要があります。

キーエンスの各種センサは、自動車や半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、食品、薬品、金属など、幅広い業界で導入実績があり、皆様の抱えている課題を必ず解決いたします。

キーエンス商品(センサ・測定器)

センサ
センサ

キーエンスのファイバセンサは、さまざまな設置場所や検出条件に対応できるように150種類以上のランナップを誇ります。省スペースタイプやハイパワータイプ[透過型]、ワイドレンジや小スポット、耐油・耐薬に優れたモデルまで多種多様なセンサをご用意。そのほかにもアンプ内蔵型の光電センサ/レーザセンサ、金属検出には欠かせない近接センサ、ガラスや液面など対象物を選ばない超音波センサ、高精度な接触式センサ、複数のポイントを同時検出できる画像判別センサなどもあります。

変位計/寸法測定器
変位計/寸法測定器

部品の高さや厚み、振れなどを非接触で計測する「1次元レーザ変位計」をはじめ、段差や形状、反り量などの測定に最適な「2次元レーザ変位計」、高速サンプリングで3次元測定を実現した「3次元レーザ変位計」、超小型の「分光干渉レーザ変位計」など、検出するワークや設置場所によって最適な変位計を選択可能です。そのほか「外径寸法測定器」「2次元寸法測定器」、「接触式センサ」など豊富なバリエーションからお選びいただけます。

流量/圧力センサ 温度制御/レベルセンサ
流量/圧力センサ 温度制御/レベルセンサ

液体や気体の流量を計測する「流量センサ/流量計」や圧力計測に用いる「圧力センサ/圧力計」などもご用意しています。微小な流量計測に適したモデルや表示部一体型、配管を切断せずに挟み込むだけで流量を計測できるクランプオン式流量センサなどもラインナップ。そのほか非接触で物体の温度計測ができる「放射温度センサ」や液面のレベルを検出する「レベルセンサ」もあります。